転校

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7月初旬。 神奈川県で1・2を争う程大規模な中学校、ここ立海の校舎に通じる大きな正門の前で佇んでいる少女がいた。 金髪に赤い瞳の少女は150にも満たない小さな身長で正門を見上げながら「またデカい校舎と門だな~…」 と、そう呟いた。 少女の名前は緋奈。 鐘月 緋奈。 特に昔に何かあったからという理由ではなくただ親の都合により引っ越してきた普通の転入生… ではない。 彼女は確かに親の都合で引っ越してはきたが引っ越す前はイギリスに住んでいたのだ。 これはそんな少女と立海のテニス部による物語… なんて言うプロローグがあれば良いと思うよ本当←
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