プロローグ 偉業を成すのも一歩から

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そこで幸せな夢は覚めた。 「クソッ、あと少しであの玉子焼き食べられたのに」 あと少しという所で覚めた夢に腹を立てながら枕元のケータイで時間を確認するとまだ朝の6時だった。 「夢に出てきたあの子・・・加藤さんだよな・・・。」 俺はあの夢のことを考えていた 「〈あの日〉あんな返事じゃなければあの夢みたいになれたのかもな・・・」 ついそんなことを言ってしまった。 目からひと粒の涙が俺の頬を辿った。 それに気づいて急いで拭った。
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