序章

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私と麻美が結婚したのは、桜が咲き誇る4月だった。 大学時代に知り合い、同じサークルだった。 就職して一時、離れ離れになったが、ある日、合コンで再会、ジャパン航空の客室乗務員との合コンで、だれか知り合いで就職した人がいたような、という程度には思ったが、後からそうだそうだそうだったと思い出した。 「いやあ、元気だった」 「懐かしいなあ」 「相変わらず綺麗だ」 『褒めても何もあげないわよ』 『あっ、でもあげるかも』 私と麻美は付き合うことになった。
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