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?このまま?
それからというもの
少女は魔法の勉強に没頭した
またあの天使に会う為に
嘆いてばかりの
少女とは今は違う
少女は天使にお礼が言いたかったのだ
いつまでもいてくれてありがとうと
魔法陣を描いて
召喚しようとしては
失敗ばかりだったが
少女はめげずに頑張った
そのかいあってか
とうとう、その時が訪れた
あの頃のままの天使が
今目の前に訪れた
「やっと会えた。来てくれたんだ」
そう少女は言った
「今までありがとう。あなたたからの笑顔だけでどんなに私が救われたか。今度は私があなたの望みを叶える番、何でも言って天使さん」
天使は微笑んで、少女を抱き締めた
「私が望むのは神に背いてでも、あなたと一緒に居る事。それだけなの」
少女はその言葉に涙を堪えた
そうして二人は祝福の鐘の音の中
微笑みあって
お互いを守りながら
生きて行く事を決めた
もう、誰にも引き裂かれる事のないように
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