セミと彼

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―――――1年後―――――― 私はある歌手のライブに来ていた。 今では国民的歌手。 私の大好きなあの歌声だ。 彼のライブは最後の一曲になった。 「皆さん、今日は聞いてくれてありがとうございます」 彼の声が響いた。 「この曲は彼女との思い出の曲です。聞いて下さい。」 「夏の蝉達」 ~~~♪ ライブ会場に彼の、私の大好きな彼の声が響いたんだ。           完
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