El Akto 05

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悠希奈: それにしても、ミ・デアシリーズってこんなに面倒な作品だったなんて。 麻理亜: 何がですか? 悠希奈: 言葉遣いや風習を全部覚えてから演じなきゃいけない、って所が。 貞美: それ、分かります。人工言語だか何だか知らないけど、桜李も随分無茶苦茶なもの考えますよね。 麻理亜: 無茶苦茶、って……まあ、確かに一筋縄でいかないのは分かりますけれど。 貞美: まあ、これについては外界人役の麻理亜には、ね。 悠希奈: あれ、麻理亜ちゃんは違うの? 貞美: 本名出演なんですよ。 麻理亜: あのさ、貞美。別に外界人役だからミ・デア語は使いません、って話じゃないんだけど…… 貞美: それは問題じゃないの。あたしが言いたいのは、役を作る必要がない、っていう事。 麻理亜: ああ、そういう事ね。まあ確かにハージュ役だったり幽霊役人役だったりする貞美に比べれば軽過ぎるかもしれないけど。 悠希奈: ……大変ね、数作同時出演って。 麻理亜: その点は貞美の方が上ですよ。何せ役作りも兼ねてSNSでハージュになりきってますから。 悠希奈: へえ、それは凄い。 貞美: ……どうも。ところで関係ない話ですけれど…… 悠希奈: ん? 貞美: 悠希奈さんって、似てると思うんです。 悠希奈: 似てる、って、誰と? 貞美: 麻理亜と。 悠希奈・麻理亜: ……そう? 貞美: ほら。
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