153人が本棚に入れています
本棚に追加
ガラリ、
「おっはよお~」
(うわ…チャラ男かよ)
(きゃーっかっこいい!!)
(俺に抱かせろおおーっ!!)
(綺麗…///)
(クール×チャラ男ハァハァ///)
クラスでの反応はまあいい方。最後なんか聞こえたが無視だ、無視。
でもいい印象ってよりかは、俺はチャラ男な訳だから、いっぱい抱いてると思われなくちゃならんわけですな。
どうしよっかn「密さまっ!!////」
「え」
「あっ、あのっ、僕っ、密さまの親衛隊隊長の結城朋(ゆうき とも)と申しますっ///みっ、密さまを精一杯お守りするのでっ、よっ、よろしくお願いしますっ/////」
「結城、とも?」
「はっ、はい!名前を読んでいただけるなんて…////」
ほう。これはいいな…。この際だから完全なチャラ男になるためにちょっと利用しちゃおう。
「朋ちゃん」
「はっ、はい!」
「俺、今夜暇なんだよねえ。出来れば部屋に来てほしいなあ~」
ちょっと可哀想だけど、親衛隊に抜け駆けは禁物。誘われてもはいって言えないよね。
「あの…、すごく嬉しいんですけど、そのっ、今日は…」
「そっかあ。残念だなあ~。じゃあまた今度誘うから、空けておいてねえ♪」
「あ、あの」
「ん?」
「いえっ!ではまたっ////」
最初のコメントを投稿しよう!