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IN数学準備室
「しっつれーい!」
「おい、もうちょい静かに入ってこい」
「えっへ~、ごめんね?きりちゃん」
「ま、座れよ」
正面でなく自分の横に座るよう促す。あれ、近くね?
「なにぃ?きりちゃん俺を襲う気ぃ?」
「ばーか。説教だよ、説教」
「、…嘘だね。何か大事な話あるんですよね?先生(ニヤ)」
「なっ、お前…!」
飄々としたきりちゃんの顔がちょっとだけ驚きで崩れる。
でもかっこいいからなー、いやんなるわあ。
「先生知ってるんでしょ?俺がなんでここにきたか」
「…まあな」
ビンゴ。
「お前いつからそれ…」
「だって先生の表情、いつもと違ってたからねー。俺を呼んだとき、ほんの少しだけ」
「密…、お前怖えーわ」
「ひっどぉい!もぉ、きりちゃんったらあ~」
「急に戻んな!」
「で、話って?」
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