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奈々ちゃんの手を引っ張って隣に座らせる。不思議そうに俺を見上げる奈々ちゃんの耳元でそっと囁いた。 「(小声)奈々ちゃん、襲われたの知ってるから俺の近くでは気抜いていいよ」 「え!?な、なんでっ?それに、話し方…」 「(小声)しぃーっ、」 「あっ、(小声)ご、ごめんねっ」 ──ぎゅうっ、 「え!?みっ、密くんっ!?」 「(小声)何か思い出さない?」 「(小声)え…、この香水の匂いって…、もしかして密くん、朝の助けてくれた人なの!?」 「(小声)せいかーい」 少し強めに奈々ちゃんを抱き締めると香りが強くなったみたいで気付いてくれた。顔は変えたけど服は着替えれなかったからねー。 「(小声)俺も訳ありだから、これは内緒ね」 「(小声)うんっ。分かった」 「(小声)またなんかあったときはすぐ俺に言って。次は奈々ちゃんに怖い思いさせないから」 「(小声)っ、ありがとう、ごめんね」 「(小声)全然だいじょーぶっ」 てか奈々ちゃん抱き心地良いわー。まじ女の子みたい。あーかわいいー食べちゃいt「密ー、俺にはー?俺にはぎゅーってしてくんないの?」 「チッ、」 「え」 「なんでもなあーい」 「今舌打ちし「てないよねぇ、ゆ・う?」 「ハイシテマセンスイマセンデシタ」 「良いこ良いこ(・ω・)」 物分かりが良いこは好きだよ、俺wwww
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