純情少女だったあの頃

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五年生-冬- 放課後。 『なぁ、シモちゃん。冬はさむかとね…』 「あ、うん。冬だからな」 『ごもっともな意見どうも……よし、帰る準備オッケー、下駄箱まで一緒に行こうかシモちゃん。』 「ん…よし、いこう。」 -下駄箱なう- 「じゃ、私東門側だから、ばーいノシ」 『ん、また明日な、バイバイ、』 だが、ミヤは気がついた。 『(えっ?一人かまじか)』 冬は日がすぐに沈む+ 不審人物が多い =なんかものすごく危ない という。 公式がミヤの脳内にて、写し出された。 『だれと帰ろうかのぉー』 悩んでいたそんなときだった… 「ミヤなにしてんだ?一人なのか?」 『あれ、スイまだいたんだ、んじゃ、帰ろうか。スイ』 「突然すぎて、なんも言えんわ」 俺っ子。スイ。 なんか。男の子ぽいんだよ こいつ。
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