第三段落

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その上、嬉しいことに高校に入ってから、友達が沢山増えた。 だから、毎日が楽しくてしょうがない。 私情でよく友達を振り回してしまうが、それでも心配して支えてくれる。 すごく頼りない私を見守ってくれている。 それがどんなに幸せか、考えただけでつい口角がゆるむだろう。 自分の名前を呼んで笑顔で手を降りながら、近づいてくる友だち。 ふざけあって夜遅くまで語り合ったあの時間。ある話題について意見をのべあって激しくなりすぎた口論。 全て大事な思い出である。 昔の自分には到底想像もつかなかった未来だろう。 今なら辛く、悲しかったあの過去を良い思い出だと思える。
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