また、日常の幕開け

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  ゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚ 「あっはっはっはっはっはっは! なんだそりゃ、お前、怒り損じゃん」  昼になって、私の様子を心配してやってきた大輔。  私が翔さんに連れ去られてから、どうなったのか何気に気にしてくれていたらしい。  バイトの昼休みだという大輔は、長居はしないと言いながらファーストフード店の定番セットメニューを持ってきていた。  大輔相手に言うのは恥ずかしかったけど、翔さんと付き合うことになったことと、彼の元恋人のことが気になって仕方なかった……という話をちゃんとした。  だって、大輔も円香のことを包み隠さず話してくれていたから──もちろん、信頼できる唯一無二の幼なじみとして。  大輔はまだヒーヒー笑いながら目尻を拭う。 「そんな、泣くほど笑わなくたって……」 「いや、おもしれえ。マジおもしれえ。確かに、俺ら最近“わしづか”の厨房事情とか知らなかったし」 .
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