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ザアァァァ‥
元時元年3月
その日の京は雨が降っていた‥
パシャ
その雨の中…傘をさし、歩いている青年が1人‥
すると
チリン
鈴のようなモノが鳴った音がした
「ん?」
鈴‥?
青年はその鈴が鳴った方へ歩いて行くと‥
ニャー
首に鈴をつけた猫がいた
どうやらあの鈴の音は猫の鈴だった様だ
ス‥
猫は歩きだした‥
「?付いて来いって意味かい?」
青年がそう問うと‥
ニャー
猫はそうだと言わんばかりに鳴いた
猫に着いて行ったその先には…
「‥おや?」
1人の青年が横たわっていた
それが…僕と誠との出会いだった
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