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吸血鬼のおもてなし
「おいっ!目ェ覚ませ!聞こえてねェのかよ、おい《朔夜》!」
目を覚ましたときには、部屋の壁に
磔になっていた《巽》。
目の前には大きなスクリーンがあり、朔夜の様子を見れるようになっていた。いや、
《見せつけられている》ように
なっていた。
「…クソッ…」
巽が悔やんでるとき、何者かが部屋に入ってきて、巽と目を合わせた。
その瞬間、巽の目の色が暗くなっていくような、そんな感じがした。
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