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喫茶店を後にした俺達は、いくつか店をまわり、午後5時を少しまわった頃、ようやく帰宅する事が出来た。
各々が買ったモノを部屋に運び込む中、俺は2人が部屋に入ったのを見てから自室に入り、ドアを開けっ放しにベッドに倒れ込んだ。
急激に睡魔が……と思ってるのも束の間。数分と経たない内に意識は闇へと吸い込まれていった……
だから、そう。
俺の知らないところで、2人があんな話をしてたのを俺が知る事はなかった。
……え、なら何で知ってる体なんだって?
言っちゃダメなんだろうけど、敢えて言おう。
これは小説だ。
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