♭2・彼女と従妹

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‡ ――― ― 喫茶店を後にした俺達は、いくつか店をまわり、午後5時を少しまわった頃、ようやく帰宅する事が出来た。 各々が買ったモノを部屋に運び込む中、俺は2人が部屋に入ったのを見てから自室に入り、ドアを開けっ放しにベッドに倒れ込んだ。 急激に睡魔が……と思ってるのも束の間。数分と経たない内に意識は闇へと吸い込まれていった…… だから、そう。 俺の知らないところで、2人があんな話をしてたのを俺が知る事はなかった。 ……え、なら何で知ってる体なんだって? 言っちゃダメなんだろうけど、敢えて言おう。 これは小説だ。 ‡
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