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「拓海!あれって…!」
「ああ…。マジかよ…。」
二人が見たのは、船の壁を破り、炎を纏った巨大な物体が、爆音をたてながら飛来してきているところだった。
しかも一つだけではない。沢山の隕石がまるで雨のように降り注いでいる。
そしてついに、隕石が地面に衝突した。
その瞬間、恐ろしい程の揺れが、拓海と蓮を襲った。
いや、二人だけではない。この船に乗っている生き物すべてが、この揺れに恐怖を感じていただろう。
あっという間に、教室はパニックに陥った。
その後は教師が来て、授業はそこで終了、家に帰るように、と、指示を受けた。
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