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猪のような動物が雄叫び、俺に突進して来た。
翔梧「まさに猪突猛進ってな感じだな。よっと」
真っ直ぐ向かって来るから簡単に避ける事が出来る。
じゃあ、次来たら……。
「ブルルルルッ!!」
翔梧「お、怒ってる?」
避けるのがそんなに頭に来たのかな?あらやだ短気。
再び突進して来た。俺は躱さず、剣を構えてこっちも走る。
猪のような動物とぶつかるという所で剣を横に構えて斬る。所謂カウンター的な?
猪のような……モンスターでいいや、モンスターはしばらくジタバタして粒子状に消滅した。
翔梧「ふぅ……」
安堵の溜め息をつくと、モンスターが倒れた場所に袋が現れて、20Gと表示された。
お金を手に入れたのか、でも20Gでどうしろと……。
モンスターも倒したけどレベルアップしなかったので、ステータスを開けて確認をする。
†ショウゴ† Lv.1
攻撃力 42
防御力 34
魔攻力 6
魔防力 28
NEXT Lv. 1
2020G
翔梧「お、後1でレベルアップじゃん!ってか、結構最初から金あったんだな」
ならレベルアップしたら次の町に向かうか。
この世界の地図もあったし。
翔梧「じゃ、モンスターを探すか~」
と思ってたら、視界のド真ん中に"ENCOUNT!!"と表示された。
目の前にジェル状のモンスターが現れた。
なるほど、スライム的存在か、なら雑魚だな。
でもレベルアップには丁度いい!
か、可愛い顔してるな……。
翔梧「でも、やってやるぜ!来い!」
剣を構え、戦闘体制に入る。
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