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明奈を見送り部屋に戻ろうと玄関の扉を閉めた。
ガチャン
そして部屋に戻り取扱書と説明書を探し始めた
ん、これが説明書か
と分厚い本を取り出した
すげ何ページあんだろこれ
と驚きながらもちゃっかり説明書にのめりこみ始めた
当日、βﾃｽﾄ開始まで10分前
秋雨｢全部説明書読んだし後は身体で覚えるのみだな｣
と一人ﾆﾔﾆﾔと独り言を呟いていた
その時不意に部屋の扉が開いた
｢|ω･`)ｼﾞｰ｣
秋雨｢何か用？沙奈｣
沙奈｢お兄ちゃんﾆﾔﾆﾔして独り言とか気持ち悪い｣
な……なんだと
まさか聞かれるとは兄一生の不覚…無念
秋雨｢ってかどうしたん？｣
沙奈｢ぁぁ、お兄ちゃんも当選してたんだねﾆｺｯ｣
秋雨｢まさか沙奈も！？｣
沙奈｢そのまさかで奇遇な事に私も当選してたみたい｣
秋雨｢ならいっしょにやる!？｣
沙奈｢やるぅソロじゃ多分長続きしないだろうしね(笑)｣
秋雨｢んじゃｹﾞｰﾑ中の名前は何にするか決めた?｣
沙奈｢お兄ちゃんわぁ?｣
秋雨｢俺はAcitaって名前にする｣
沙奈｢じゃあ私は熊たんにでもしようかなぁ｣
秋雨｢おk､説明書読んだ?｣
沙奈｢あったぼうよぉ｣
秋雨｢んじゃ後でﾌﾚﾝﾄﾞ申請飛ばしとくよ?(笑)｣
沙奈｢うぃうぃ｣
βﾃｽﾄ開始一分前
沙奈｢あ、準備してくりゅ
う｣
秋雨｢ｹﾞｰﾑ中でまた会おうグッドラッグ｣
開始10秒前
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5
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βﾃｽﾄｽﾀｰﾄ
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