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涼「次の道を右と…」
図書委員の仕事も終わり、先程まで道が一緒だった守本とは別れ、1人管理人さんから貰った地図を頼りに道を歩いていた。
まぁ、贅沢は言わない。
自由な新生活のためならば!
それにしても古い家が多いなぁ…
のどかで落ちついてて、変な奴もいなさそーだ。
…うん、俺の見間違いだな…。そんな小学校を囲ってあるフェンスに顔を突っ込んでる奴なんていないよ…。うん、そうあれは気のせいだ。よし、もう一度見てみよう。
涼(へ…変な人なう…。てかどーなってんだアレ…)
よし、先ずは警察に連絡を…。
僕が携帯を取り出したと同時に、フェンスに顔を突っ込んだ人がスポッと音とともに、僕が居ることに気付き、話しかけてきた。
涼(ヤべっ、気付かれた!?)
?「あれっ、高杉くん!」
涼「!!??」
何でこの人俺の名前を!
その人は僕を不思議そうな顔をして一言。
?「小学校好きなの?写メはやめなよ…」
涼「誰が!てかなんでおれの名前…」
今日一番とも言える大声が出た。
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