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案内された部屋は聞かされていた四畳半よりも広かった。
圭人さんに聞いたら
圭「あぁ、それはね…ここのアコーディオンをこうして、こうで、四畳半!」
圭人さんは部屋の中心にあるアコーディオンをただ、閉めるという壁ってか、布で仕切られた部屋…
涼「……………あのそれって」
?「ひどいなぁ高杉くん。ルームメイト置いて逃げるなんて」
ポンっと僕の肩を触れる感覚。そして先程聞いた声…まさかっ…
涼「ギャーーーーー!!何でここに…」
変「住人だもの」
涼「なんで俺の名前…」
変「圭人から聞いてたし、写真も見たよ」
涼「ルームメイトって…この人と!?壁が薄くて狭いしか…」
圭「ははっ、確かに薄いねぇ」
涼「いや、薄いってもんじゃないですから!そいつカーテンの仲間っすから!!嫌ですよ、こんな人と!」
圭「そんな…よく知らないでしょ?」
涼「うっ…そ、そりゃ…」
圭「大丈夫だよ!光君は変態だけど、基本人畜無害で、むしろ害を与えられたいタイプだから、ヘタレでM。チキンカツが好きなチキンカスだから~。」
涼「よく知った方がヒドいじゃないスか!」
光「圭人の言葉は控え目のようで辛辣なのがいいよなぁー。ゾクゾクハァハァ」
だめだ…ここで流されたら中学の二の舞だ!
涼「~~とにかく!親に確認して…今日は友達の家に泊まります!」
圭「えっ、まって!?」
圭人さんにはわるいけど、俺は穏やかな暮らしがしたいんだ
そして、知的で清楚な…
こんな彼女と青春の日々を…
光「あー、裕翔くん!良いところに。」
圭「おかえりー」
これはフラグか…それとも罠か…。
裕「ただいま」
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