招かれざる客人

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扉を開けた先は、廊下だった。 そこには扉が2つあった。 片方は鍵が掛かっていて開かなかった。 もう片方は台所だった。 台所で目にしたのは、棚から落ちた一枚の皿だった。 僕はその破片を一枚手に取り、懐にしまって台所を出た。 僕は玄関に戻った。 しかし… そこには誰も居なかった。 ひ「帰っちゃったの?」 僕は玄関の扉に手をかけた。 ガチャガチャ。 ガチャガチャガチャガチャ。 ひ「開かない。」 僕は恐怖感が湧き、玄関を逃げるように廊下に出た。 台所の方ではなく、逆の廊下に出てしまったようだ。 そこには扉が2つあった。 片方はガラスが曇っていて良く中が見えなくなっていた。 なんと、何かよくわからない者が 右から左に歩いて行った。 僕はその扉を開ける気にならなかった。 もう片方の扉はもちろん鍵が掛かっていた。 一階は全部回ったが鍵が掛かっていて、ほとんど調査にならなかった。 僕は階段を見つけた。 一段一段ゆっくりと登って行った。
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