5人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぶっへ!?」
ドスン!と音をたてて落ちたその場所は森の中でした
「んん?ここは何処だ?モグモグ」
おにぎりを食べつつあたりを確認していると、少し離れたところに複数の人影が見えました
瑠亜は近づいてみると、その集団は人間ではありません
「もし。ちょいとすみません」
「ん?なんだ?」
しかし、瑠亜はお構い無しにその集団の先頭を歩く者に話しかけました
「道に迷ってしまってね。道を尋ねたいんだが」
「道を?ふむ……、道は無いけどこの先に村があるけど……」
先頭の男は少し考えたのちに話を続けた
「でも、その村の人間どもは我々『魔物』が今から皆殺しにするから行っても意味ないかも」
「なんと!」
瑠亜は驚きました。なんと瑠亜が話しかけている相手は魔物だったのです。しかも、人間を皆殺しにしようとしています
最初のコメントを投稿しよう!