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次の瞬間、ヨルハテの身体がぶれたと思ったら、ヨルハテがアリスを抱えていました
「…速いな。油断してたとはいえ私が虚をつかれるとは」
「この子を殺されたくなかったらデモンズ・タワーにくるんだな」
「瑠亜お姉ちゃん……」
恐怖で震えるアリスに瑠亜は笑顔で語りかけます
「大丈夫だよアリス。ちゃんと迎えに行くから。……なんなら」
次の瞬間
「ここで奪い返してもいいんだけどね」
瑠亜はヨルハテの背後にたっていました
「ほぅ…。やるな……」
ヨルハテが戦闘体勢に入ろうとしますが
「嘘だようーそ。ちゃんとデモンズ・タワーに行くよ」
そう言って、瑠亜はヨルハテから離れました
「くく、久しぶりに楽しめそうだ。では、デモンズ・タワーで待っているぞ」
ヨルハテはアリスを抱えて飛んでいきました
「瑠亜お姉ちゃーん!」
「アリスー!お姉ちゃんすぐに迎えにいくから待っててねー!」
ヨルハテとアリスはデモンズ・タワーに行ってしまいました
「さて、私も行くかな」
そして瑠亜はアリスを救うためデモンズ・タワーに向かいました
「…あ~、楽しみだなぁ♪」
しかし瑠亜は本心では強い相手と戦えることがとても嬉しいようでした
つづく
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