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「おるぁ!」
バキィ!
「……っ!」
瑠亜は掴んだピルオロの腕を折った
「さて、と。それじゃあボコボコにしちゃいましょうかね」
瑠亜はピルオロの腕を掴んだまま、今度はピルオロ自身を攻撃しようとする
「あまいっ……!」
ブチィ!
だが、ピルオロは瑠亜に掴まれた腕を引きちぎり脱出した
「んな。無茶すんなぁ」
再び闇に溶け込むピルオロ
「でもまぁ、腕引きちぎっちゃったら血が垂れる音で場所がバレバレに……」
瑠亜は耳をすませますが血が垂れる音どころか、血の臭いもしません
「あれれ~、おかしいぞ~」
「…我は血も、涙もない悪魔故に……」
「いやいや、ヨルハテは血がでてたぞ」
しかし、こうなるとやっかいです
もうピルオロは同じ過ちは繰り返さないでしょう
「あ、そうだ」
瑠亜は何かひらめきました
「……参るっ……」
ピルオロはまたも闇に隠れて瑠亜に攻撃を仕掛けてきました
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