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「貴様……、どうして我の位置がっ……!」
「説明しよう!」
瑠亜は説明しだしました
「私の能力『ボディ・コントロール』で私の髪を操り、体の周りに張り巡らせていたのだ」
「なるほど…それに我が触れていた……という訳か……」
「あたり」
「だがっ……!」
ピルオロは瑠亜に掴まれたまま攻撃をしようとします
「させるか!」
ドドドドン!
「うくっはあっ……!!」
しかし瑠亜の攻撃でとめられてしまいました
「くはっ……。ど、どうやら、我の敗けのようだな……」
ピルオロは残った力で瑠亜に話しかけます
「この方向…と言っても見えぬか……。貴様の右手の方にいってみろ……スイッチがあるはずだ……それを押せば闇は消える……」
「ん。わかった」
瑠亜は疑いもせず、ピルオロをその場に落とし、スイッチがあるという方向に向かった
「あ、これかな?」
そこには確かにスイッチがあり、瑠亜はそれを押しました
「ポチッとな」
すると闇が消え、部屋が明るくなりました
「ふっ、さらばだ…カンザキルア……最後に貴様のような強者と戦えて良かった……」
背後でピルオロの声がしたので振りかえってみると、ピルオロの身体が消えていきました
「アイツって幽霊だったのかな?まぁ、成仏できて良かったね」
瑠亜は二階を後にしました
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