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「情熱の炎を絶やさずに」
ヒルルマは続けて瑠亜に炎を放つ
「くっ!」
瑠亜は瞬時にその場から離れ、炎をよけた
「てめぇ、調子にのん…んな!?」
「ククク、どうしました?」
瑠亜がヒルルマの方を見ると7体のヒルルマがいました
「(また炎の偽物か。めんどいな……)」
ヒルルマの炎の分身はまるで炎の爆弾のようで、攻撃を加えると炎が攻撃したものを包み込むようになっていた
そのため、しらみ潰しに攻撃をする訳にはいかない
だが、瑠亜は
「って、簡単なことじゃねぇかっ……!」
「なにがですか?」
ヒルルマが聞いた次の瞬間
バフゥア!
瑠亜はヒルルマに攻撃を仕掛ける。だが、それは偽物
「ククク、馬鹿ですか?さぁ、燃えなさい!」
しかし
「次ぃ!!」
瑠亜はヒルルマ(偽)の炎が爆発する前にその場を離れた
「んな!?」
ヒルルマは驚きの声をあげました
確かにヒルルマ(偽)は攻撃を受けてから相手を炎で包み込むまで時間があるとはいえ、その時間は僅かコンマ4秒
瑠亜は驚異的な反射とスピードを見せた
そして
「次ぃぃいい!!」
ドグァ!
「ウブゥオア!」
瑠亜はついに本物のヒルルマをとらえました
「手応えありぃ!」
瑠亜の強烈な攻撃でブッ飛んだヒルルマはそれだけですでに足にきているらしく動けずにいた
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