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「適当にくつろいで下さい」
俺がそういうとアレンさんは俺のベッドにダイブした。
くつろいでとは言ったけど………まぁいっか。
「んでさ、今GGはどうしてると思う?」
「知りませんよそんな事………ただ……」
「ただ?」
「死んではない、それだけは分かります、きっと何処かで何かやってると思います」
「うーん、半分正解だが半分不正解だな」
「え?」
「GGは今も生きてる、が、やってる事は世界政府の汚れ役だ」
「どういう意味ですか?」
「つまり、政府の命令を聞き実行する、いわゆる暗殺者的なもんだな、政府にとって不都合な人や物を破壊する仕事だ」
「…なんでアレンさんはそんな事知ってるんですか…………?」
「あー俺はあれだ、うん、政府関係の仕事をしてるからだ」
怪しい……怪しすぎるアレンさん…。
ま、いっか、この人が誰だろうと俺には関係ないし。
ドォォォォン!!
「何だ!?」
「リアン!頭下げとけ!」
何だ何だ何だ!?
外ででっかい爆発?
いや、なんかが飛んで落ちて来た感じの音だったけど。
「リアン!ぜってーそこ動くなよ!」
「アレンさん何処行くんですか!!」
「いーから隠れとけ!」
アレンさんは家を出た瞬間に魔法を使って何処かへ消えた。
アレンさんって何者なんだよ!
俺はテーブルの上にあるパソコンを取ってアレン=シェルという名前を検索した。
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