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「リアン!おはよ!」
「ユエか!おはよう!」
俺の親友ユエ、本名ユエ=リングニコル、出身はニバイらしいけど今はリドルニアに住んでる俺と同じ平凡男子だ。
「今日のニュースみた?」
「見てない、何かあった?」
「グリムローズから脱獄した奴がリドルニアに向かってるって」
「グリムローズって……西の?!」
「ああ!ヤバいだろ?!」
「しかもグリムローズから脱獄って……結構危ないよな?」
「ああ、それがリドルニアに来てるとなると……」
「学校どころじゃないな」
「うん」
西のグリムローズから北のリドルニアまで結構距離がある、早く捕まって欲しいな、リドルニアにグリムローズからの脱獄犯となるとリドルニアの皆は大慌てだろうね。
「やっべ、チャイム鳴る!リアン走るぞ!」
「あ、おう!」
俺とユエの学年は第七学年、クラスはEからSまである。
成績順で別れていて、一番下からE.D.C.B.A.Sって感じ。
因みに俺はA、ユエはBだ。
Sは本当に選ばれた人しか入れない天才的なクラス、俺何かには絶対入れないクラスだ。
「じゃ、またな!リアン!」
「うん!」
俺はユエと別れて1つ隣の教室に入る。
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