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「はぁ、疲れたー!」
「ね!空中浮遊とかかなり疲れた」
今日の講座が終わって、俺とナーシャは教室に戻っていた。
「リアン!帰ろうぜー!」
教室の前にはユエの姿があって、ナーシャはユエに手を振りながらニヤニヤしている。
「ナーシャなにニヤニヤしてんだ?」
「ユエ、ナーシャは今日植物合成の講座でソンドク先生に褒められたんだよ、だからだと思う」
「えへへー、リアンは寝てて怒られてたよねー!」
「植物合成の授業は居眠りの授業だからね!」
「そうだな、じゃ、帰ろうぜリアン!」
「うん!じゃあまたねナーシャ!」
「リアン、ユエ!ばいばい!」
俺とユエは学校をでて住宅街まで歩く、空飛んで行けばいいじゃねーか!って?
魔法学校の生徒は基本授業意外で空を飛ぶ事は禁止されているんだ、でも例外があって、ルハレセカの人だけは学校の外でも空を飛ぶ事が許可されてたりするんだ。
勿論俺とユエはルハレセカじゃないから、歩いて帰るってわけ。
「じゃ!リアン!また明日学校でな!」
「うん!また明日ねー!」
ユエは交差点を右に曲がり、俺は真っ直ぐ、俺の家は学校から結構遠くて、リドルニアの端の方に住んでるんだ。
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