233人が本棚に入れています
本棚に追加
やっぱり姉さんは最高だ。
可愛いくて、料理が出来て、おっぱいが大きくて、頭も良くて、休みの日でも僕の相手をして可愛がってくれる……僕は姉さん以上に魅力的な女性を知らない。
「姉さん」
「…な…なに?あき君…」
姉さんはまだ恥ずかしいらしく僕と目を合わせてくれない。
「今日さ、一緒に寝ない……?」
僕がそう言うと、姉さんは顔を赤くしたまま驚いた表情で僕を見つめた。
「はわ…はわわわわわわ……!」
口をパクパクさせて、目の焦点も合ってない。
「…………ど、どうしようあき君から誘われちゃった誘われちゃったよぉー…いつもは私から誘ってしかもお酒の力を頼って酔った勢いじゃないと誘えないのに今日はあき君から……はわはわ!そ、そうだあき君はさっきからお姉ちゃんをからかってるんだ……じゃないと、あの恥ずかしがり屋のあき君が自分から誘うなんてないもん……あき君はお姉ちゃんをからかって楽しいんだ……(ぼそぼそ」
姉さんは逃げるように僕から背を向けてぼそぼそと独り言を呟いている……声量が小さいのもそうだが早すぎて聞き取れない。
……このままじゃらちがあかない。
僕は姉さんの正面に回り込んでから……
「姉さん……ダメかな?」
必殺!上目づかいでお願い!(必殺名は僕が考えた)
―きゅん
「はぅ…………」
姉さんはせつない声を出して、困ったように俯いた。
「……(じー」
「ぅぅ……い、一緒に寝るだけだよ……?」
よっっっし!!!
キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ――
「わ、私部屋で待ってるからあき君も歯磨きが終わったら来てね……?」
うほっ…!(自我崩壊中)
最初のコメントを投稿しよう!