第1章

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――――…文久三年 空気の澄んだ朝日の登った頃 京の町に袴を着ていながらの女と同じく袴を着た3人の男と着物を着た女がやってきた。 「叉佑よぉ、京は強い奴 居るのかなぁ~クククッ」 「…私語は慎みなさい」 「叉佑、堅いわww」 「皆さん、 落ち着いて下さいよ…」 『取り合えず、馬鹿杉が用意した宿に行くよ』 そんな会話をする5人をよそに町人達は顔を染める。 …それもその筈、5人の容姿は整い過ぎているのだから。 そんな5人は顔を染める町人を無視し宿屋へとついた。 『今日は依頼来てないし 私は京の町を散策してくるわ アナタ達も自由にしていいからね。…但し、殺されるなよ?』 「青龍ちゃん縁起でも無い冗談言わないでよ(汗)」 「いや、あながち冗談でもないですよ。 京は最近会津お預かりの壬生浪士組ってのができたそうで …何でも直ぐに斬るとかどうとかで…あ、でも、御安心を。 春乃さんは私が守ります」 「叉佑…!!」ダキッ 『…恋仲羨ましいとか思ってないからね!!』 「いや、聞いてねぇよww」 そんなこんなでしばらく笑いあった5人は別行動に移った ・
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