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そういったとたんに俺の足は動き出した。
もちろん、行き先は、
保健室。
「ハァハァハァ…」
結構な距離あるんだな。
ガラッ
「しみ…清水佐知さん、いる?」
「あら、近藤くん。清水さんならさっき早退したわよ。」
そ…早退っすか。
「熱とかあったんですか?」
「いや、でも。あの子は話さないし、しんどい?って聞いたら真っ赤な顔で頷くんだもん。そりゃあ私も我慢の限界で?早めにかえ「もう良いです。」
本当に保健室の先生かよ。
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