宝玉

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《そう…滅びの宝玉を倒す事…それが私の意志です》 「倒すって…全てを無に返すんだろ?そんなのどうやって倒すんだよ!?」 《滅びの宝玉と対をなす宝玉があると伝えられています。きっとその宝玉を使えば勝てるはず…》 「何処にあるんだ?その宝玉は?」 《それは私にも分からないのです…》 「じゃあ無理だろうよ…」 《私以外に意思を持つ宝玉を集めれば、何か手がかりが掴めるかもしれません…》 「他の宝玉もお前みたいに会話するのか…?」 《意思を持つのは滅びの宝玉と、私を交ぜて四つの宝玉だけです》 「四つの宝玉…」 《そう。私火の宝玉、水の宝玉、風の宝玉、雷の宝玉です。グレン…他の三つの宝玉を集めてくれませんか?私の意志を受け継いで欲しいのです》 「嫌だ…」 《グレン!?》 「何て言ってらんないよな…ここまで話を聞いちまったらさ。滅びの宝玉を使う奴がいたら世界が滅びるかもしれないんだろ?そんなの絶対嫌だ!」
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