第二話
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言った後、フェイスはオブシディアンの方を向いて口を開く。 「なあ、転移はまだか? 勝手に行くぞ?」 『あ、待って!』 オブシディアンがそう言って、再び指を鳴らした後、フェイスの足元に穴が開いた。 『インディグナントの上空に出るから!』 「は? ちょ、ま」 『健闘を祈る!』 その言葉が聞こえた直後、勢いよく落下し始める。 「――しゃあないか」 そう呟き、フェイスは羽を広げた。
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