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そんな生活はいきなり崩れさった。
ある日、聞いてしまった。
放課後、忘れ物を取りに教室へ戻った時だ。教室から、友達の声が聞こえてきた。仲がいいと思っていた友達数人で、私の陰口を言っていた。
信じられなかった。友情とは果敢なく脆いことを知った。
忘れ物はそのままにし、家に帰った。自分の部屋に入ると、何もやる気が起きないのでベッドで横になった。しばらくすると、悲しくて涙が流れた。
学校が怖くなった。
夕食はのどを通らず、吐き気が収まらなかった。友達との楽しい思いでが、頭をよぎった。けれど、今日の会話を聞いて楽しかった確信が持てなくなった。本当はおなさけで遊んでくれていたのかも知れない。私なんていてもいなくてもよかったのかも知れない。
恐怖が止まらなかった。
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