ドライブ

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コンビニを出て暫く走ると、街並みも段々寂しくなり、緩やかな登り道に住居がポツンポツンと点在する程度になってきた。 どうやら山の中へ入って来たらしい、この山道を越えたら、海が見える筈である。 長い直線道路に出る。 その先の反対車線に、清涼飲料水の自動販売機が、夜道の灯台の様に見える。 僕等は、何故かその自動販売機に目を奪われてしまっていた。
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