昼まで寝るな

4/5
前へ
/83ページ
次へ
僕はまた、布団に入って眠ろうとしましたが、何か違和感を感じ、今の出来事を思い返すと、 僕の上にまたがっていたモノは、妹では無く黒い霞の様なモノが人の形をしていたのです。 その上、僕は布団の中に潜り込んでいたので、手が首にかかることは有り得ません。 ましてや、僕がそいつの後ろから首を締めるには、宙に浮いて居なければならない上に、そいつの肩越しに、布団に潜り込んでいる僕らしき膨らみを見たのを思い出したのです。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加