24人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
山「仕事内容の前に、まずは歌舞伎町を案内がてら見廻りでも行っとく?」
グ「あぁ、そういやさっきまでただ歩いてるだけだったな…」
そう言って二人は屯所をでたのだった。
山「あのさ…ここらへんで最近悪さしようとしてる、攘夷志士たちってしってる?」
グ「攘夷……志士?」
山「真選組は、主にそいつら捕まえる仕事、俺たちは敵のアジトに忍び込んで情報とってくる係だから、潜入調査中とかは気が抜けないんだよ。」
グ「……」
山「特にやっかいなのが狂乱の貴公子、桂小太郎…捕まえたとしても、すぐに脱獄するからね、でも、いまでは桂も穏健派になってきてるけど。」
グ「…つまり、評議院と闇ギルドって訳か……」
山「え?今なんか言った?」
グ「いや、なにも。」
そう言ってグレイが視線を戻した先には、ある集団があった。そのなかの一人に、グレイの知っている人物がいた。
最初のコメントを投稿しよう!