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「莉子がこっち見ないから悪いんだよ」
碧先輩は私の髪の毛先を弄りながら、すごく意地悪な顔をしてそう言った。
「でも!」
「あ、それでね。莉子を呼んだ理由は、莉子は今日から生徒会の一員だから」
「………は?」
碧先輩にほっぺにキスされて、ただでさえ混乱中の頭は、その言葉の意味を中々理解できない。
生徒会の一員?え?私が?
「えぇ!!」
私は目を丸くして碧先輩を見つめた。
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