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「それに私なんて無理ですよ！」
「俺が莉子がいいからそうしたんだよ」
「…………」
そんなこと真剣な顔で言われたら照れる。
やっぱり碧先輩はかっこいいな、なんてこんな状況で、私は馬鹿なこと考えてるし…。
「じゃあ、助けてもらったお礼に入るってのは？」
入り口付近から、碧先輩ではない別の声が聞こえた。
「あーそれいいねぇ！」
「…うん……いい」
「私も女の子が入ってくれるなんて嬉しいわ」
入り口付近には何時からいたのか生徒会のメンバーがこっちをじーっと見ていた。
「…ちっ、もう来たのか」
碧先輩はなぜか舌打ちをしてるし。
頭、爆発しそう……。
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