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「それにしても女の子が入ってくれるなんて嬉しいわ!
これからはたっくさんガールズトークできるわ」
「佐々木、お前は生徒会を何だと思ってんだよ」
美咲先輩は目をキラキラさせながら私を見てくる。
「あ、あの…」
私だけ、この空気に付いていけずに碧先輩を見つめる。
「あ、莉子は佐々木と一緒の書記ね。仕事は基本2人でやっていってね」
しれっと私の役職まで決まってるし…。
「じゃ、明日からよろしくね。莉子」
爽やかな笑顔の碧先輩に見つめられ私は思わず、はいと言ってしまった。
半ば強制的に私は生徒会メンバーになってしまった。
「いつも放課後に活動してるから、放課後はここに来てね」
「…はい」
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