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「今度、誘ってくれる?」
私が拓馬くんの方を向いて尋ねると拓馬くんはこくりと頷いた。
そこでちょうど昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
「じゃ、りこまたね」
「……また、放課後、ね…」
2人とも手を振りながら自分のクラスに戻っていった。
なんか、あの2人といると和むなぁ…。
なんて2人の後ろ姿を見送りながら、くすりと笑った。
「ちょっとりこ!」
「うわっ!」
私も教室に戻ろうとすると後ろから亜美が体当たりしてきた。
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