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「……なに?」
私は亜美に体当たりされた箇所を撫でながら亜美を睨む。
「なに、って莉子、あんたいつの間に橘兄弟と仲良くなったのよ!」
亜美はなんだかにやにやしながら聞いてくる。
「いつの間にって…2人とも生徒会のメンバーだし」
「それはそうだけど!一馬くんはわかるけど拓馬くんとも仲良しじゃん」
「え?なんで?」
亜美は不思議そうに首を傾げる。
「拓馬君ってぜったーいに女の子とは話しないんだよ」
「そーなんだ…」
私とは、普通に話してるよね?
亜美の言っていることはあくまで噂話なわけだし、私はあまり本気にはしなかった。
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