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家に帰ってボーっとしてたら優くんから電話がきた。
『家ついたー』
「今日はありがとう」
『いいよ。雪はゃっぱり彼奴じゃなきゃダメなんだな』
それからたわいもない話しをして電話を切った。
心配でかけてくれたんだよね…
あの時の言葉が本音だったんだよね。
ごめんね…。
この頃から私は優くんに“好き”って言ってた。
結局彼氏に戻るのに…最低だ。
それなのに優くんは笑って接してくれた。
元気が出るまで夜中から朝まで電話してた…
優しさに気づかなかったんだ…
甘えすぎてた…
初めて本音を言えた人。素の私を受け止めてなんでも相談にのってくれた…
くじけて逃げそうな時はキツい事言って、怒ってくれた。
私の中で本当に大切な人。
誰よりも…大切な人…
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