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得た知識によると、今回は中々いい商品が並ぶらしい。
獣人、魔人と人間は勿論のこと、エルフや竜人までいるそうだ。
それらが一体どんな顔をしているのか、どんなやつに買われるのかを見に行く。
きっとすごくいい顔をしてくれると思うのだが、そんなわけで今日は楽しみだ。
「だから、お前は今日ここで留守番してろ。わざわざトラウマになりに行く必要はないからな」
「ぅぅ……」
ゾフィはもはや恒例となった自分の中の感情の板挟みに唸り声をあげる。
今回は、オレについて行きたいがそんなところには行きたくないという葛藤だな。
「そうだな、久しぶりにお前の作った料理が食べたい。正直何時な帰るかはわからないから、いつでも食べられるようなものを用意しておいて欲しい」
「あ、はい!わかりました神様!!ゾフィはお部屋でいい子にしています!!美味しいお料理を作って御帰りをお待ちしています!!」
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