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「皆様!大変長らくお待たせ致しました!!これよりオークションを始めさせて頂きます!!」 おっと、始まったようだ。 司会がオークションの始まりを舞台の上でオレ達に告げる。 同時にその舞台の袖から引き摺られるようにして、鎖に繋がれた商品達が歩かされて来た。 総勢二十数名。ラインナップとしては、右から人間にスタートして、獣人、魔人、エルフに竜人が首輪と首輪を鎖で繋がれて一列になって並べられている。 皆心理的にも身体的にも衰弱していて、絶望していた。 獣人なんかは家族単位で捕らわれたのか、老若男女豊富に存在している。 正直、年寄りはいらんだろうと思ったが、どうもこの中にはそういう趣味のやつがいるらしい。 「うーん、この中で買うならやっぱり竜人か……でも、競争激しいんだろうなぁ」 まぁ、こんなこと考えてるオレも所詮は同じ穴の狢か。
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