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「い・の・せ・さん♥」 クラス内が一気にざわついた。 「何?」 「何読んでんの?」 猪瀬の手にある小説を指差した。 「見たらわかんでしょ?」 冷てぇなぁww 「なになに?」 「本」 一言!!っつかそれは見たらわかる… これ以上は睨み殺されそう… 一時退散!! 「おい、ルイ!今日暇?」 「暇暇!!ねぇねぇ、ゲーセン連れてって♥」 この上目遣いで落ちない人はいない!! 「おっしゃぁ!!」 「キモいからどっか行って。」 猪瀬…こえぇ… 「ごめんね。許してちょ。」 「キモいって、死ねよ。」 え?この俺に…死ね…? 「亜夢、それはないよ💦」 友達も必死に止める。 フッ…そんなやつ、始めて。 「ねぇ猪瀬さん、死ねってひどくない?」 「別に…」 「しかも俺だよ?」 「お前だから何?」 イラッ
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