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「決めたぁ。君さ、俺に興味ないでしょ?」
「あるとでも思ったの?」
俺は天使の笑顔で宣言した。
「興味もたせてあげる。」
猪瀬は顔を歪ます。俺は笑いをこらえながら話した。
「俺を好きにさせる。」
「「きゃぁぁぁ!!」」
うるさいうるさい。部外者は黙ってろ。
「いらないんだけど…」
「無理。俺が興味持ったから!」
俺の自己中宣言出ました!!でもみんな許してくれるんだよネ★
「無理。」
まさかの拒否かよww
これもまた初めてだわ。
「無理。決定。」
「無理。勝手に決めんな。」
しばらくこの言い合いが続いた結果、相手が先に折れた。
「好きにすれば?」
教室内のざわつきはおさまらない。
俺は再び天使の笑顔を作った。
「見てろよ。」
ったく、俺が本気して落ちない女がいるか?
男まで落ちるんだぞ?ww
男に無理チューまでされた俺だよ?なめんなよ。
こうして俺の新・高校生活が幕を開けた。
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