可愛い子には、裏がある

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可愛い子には、裏がある

さて、状況を整理しよう。   私は先程陸のバカにお風呂に誘われ、携帯を出し警察に電話しようとした。 それに慌てた陸は私を止め…… 取り敢えず、誰か助けて!   「り、陸。この体制は何かな?」 私は冷や汗を流しながら陸に問い掛ける。 「何って…僕が未来ちゃんを押し倒してるね」 自覚在るんだー。 「退いて?」 「終わったらね」 周りにハートを散らしながら陸は笑顔でそう言った。   うん… マジで犯される!? 「未来ちゃん…」 ゆっくりと近寄ってくる陸の顔。 うわぁ…睫長い… 女の子私より可愛いって狡いな…… 等と考えていると、本当に唇が触れそうな位置まで来ていた………
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