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「お前の傍若無人な本性をバラまいて
反乱軍を立ち上げてやる」
『ハハハ…楽しみにしておくよ』
「いつか絶対やってやるからな。
で?用件ってなんだよ?」
『あぁ…そうだったね
ライヤ…今世界にどれくらいの魔物がいるか分かるかい?』
「知らねー。
でも確かあれだろ?
伝説の勇者が魔物を一掃してから
殆ど出現してないし
出現してもどうにかなるレベルだろ?」
『うん、そうだね…
だけど近頃
魔物が飛躍的に増加しているんだ』
「…被害は?」
『5人死んだよ…
魔物の強さも上がってるみたいでね…』
「5人…」
『それに気になってることがあるんだ。
ルーラ王国は知ってるよね?』
「そりゃあ五体国の一つだからな」
『そのルーラ王国の兵士が
魔物を生け捕りにして
国に連れ帰っているみたいなんだ…』
「なる程な…。
ルーラ王国に行ってこの現象との関係を調べてこいと…?」
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